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スケコマシ異能で異世界を無自覚蹂躙

第1章 1学期終業式の後

さて、女子たちのひそひそ話。

「ふうー、あいつらまとわりついてきて、ウザかったー」
「きょうは、とりわけしつこかったね?」
「もう…。これだから、男子は嫌なのよ」
「でも、ケイタくんは、嫌じゃないよね?」
「あったりまえじゃない。ケイタくんは、普通の男子じゃないもの」

「ねえ、どうしよう?ケイタくんに声をかけたいけど」
「うーん。他の女子たちが見張ってるし。うかつには動けないなあー」
「ああ、ケイタくんと一緒に過ごしたい。一緒に宿題したいなあー」
「勇気出してみようか?ケイタくんからOKもらえたら、こっちのものだし」

「うん?眠たそうね?ケイタをおかずにオナニーやりまくったとか?」
「図星」
「え?そうなんだ。どんな妄想したの?」
「ケイタに強姦されて、さらに何度も何度も」
「ああ…わたしもケイタに強姦されたいー」

「ねえ、みんなでケイタくんを取り囲んで、せーので服を脱がそうか?」
「裸にして、それでどうやるの?」
「ケイタくんの上に馬乗りになれば、いいんじゃ?」
「騎乗位とかいうやつだね?下からズン、ズンと突き上げられるやつ」

当のケイタは、女子たちが戻ってきたのには気づいたが、自分にはまったく関係ないことだと思って、そ知らぬ顔である。
「さて、そろそろ帰るか」
ケイタが、カバンを持って立ち上がった。

女子15名が、一斉に緊張した。
『この男子を帰らせてなるものか!今日こそは、ゲットするんだ!』
という強い、並々ならぬ意思が女子たちを動かしていた。

その時、だった。
教室が、まばゆい閃光に包まれた。
「う…、まぶしい…」
ケイタは、ぼうぜん。

そして女子たちも
「なにこれ?」
「まさか、核爆発?」
「ああー、死にたくないよー、まだ処女なのに!」
「ケイタくんはどこ?死ぬときは、ケイタくんの腕に抱かれて…」

数秒後、ケイタと15人の女子の姿が、教室から跡形もなく、消えていた。

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