テキストサイズ

明日への希望はあなたがくれた

第3章 部屋

紗南side





紗南「あの、棗、君。ありがとう。」



棗「棗でいい。」




くしゅんっ



寒空の下に長居したため体が冷えてしまったみたいだ。



棗「風呂、入って来いよ」


紗南「え、いいよ。申し訳ないし。」



棗「風邪引かれてうつされたくねぇ。早くしろよ」



棗だって寒がってたくせに、、、


棗のやさしさに感謝しながらお風呂を借りることにした。


………………………



ちゃぷん…


紗南「ふぅ、、、」



今日は色々あったなぁ。


実家からは離れて、友達もいっぱいできて。これからは楽しい毎日が送れるといいな…




そのままうとうとして心地よい温度のお風呂に浸かりながら寝てしまった。



誰かに抱かれてゆらゆら揺れる感覚が気持ちよく更にぐっすりと眠りについた






ストーリーメニュー

TOPTOPへ