明日への希望はあなたがくれた
第4章 任務
紗南「私にその説明をするってことは、私は危険能力系なの?」
鳴海「……うん。棗君も同じだから案内してもらうといいよ」
浮かない表情の鳴海先生はその言葉を残すと蜜柑を連れて特力に行ってしまった。
紗南「棗ー?はいないのか…」
探しに行かないと・・・クラスすら分からない
中庭らへんを探しながらのんびり歩いていると急に後ろから口をふさがれて茂みに連れ込まれた
紗南「っ!?!!?」
??「静かにしろ。じゃねぇと燃やす」
ペルソナ「棗、隠れても無駄だ。出てきなさい」
紗南(ペルソナ??探してるのは棗、、、てことは今口抑えてるのは棗か)
ペルソナが去って見えなくなったころにやっと解放された。
紗南「棗?」
棗「紗南か。お前なんでここに」
紗南「棗探してたの。危険能力系は棗に聞けって鳴海が言ってたから」
棗「あいつ…」
棗「行かなくていい。今日は」
紗南「その割には探されてたじゃん」
棗に睨まれてそれ以上は何も言えなかった。
紗南「棗は今からなにするの?」
棗「お前には関係ねぇ」
すると棗は木の上に登って寝そべった。
紗南(さぼるのね…)
それなら私はこの学園の中を探索でもしようかな?