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明日への希望はあなたがくれた

第4章 任務

紗南side




15分程で私は元の体に戻った。



紗南「あ、棗……ありがとう。ごめんね。」



棗「気にすんな。」


任務の後だからか2人とも口数は少ない。




ペルソナ「着いたぞ。」


ペルソナ「棗、お前が来ないと紗南は1人で任務になる。紗南も同じだ。お前が来ないと棗1人での任務になる。それを覚えておきなさい。」



それだけ言うとペルソナはどこかに消えた。


最初から、私と棗をペアにして一緒に任務させるのが目的だったんだ……



棗「……お前、身体は大丈夫なのかよ。」



紗南「あ、うん。あれは一時的なものだから。心配かけてごめんね?」



棗はこっちに近付いてきて私を抱きしめた。



棗「ちゃんとゆっとけよバカ。」



紗南「……っ///ご、ごめんってば///部屋、戻ろう?」



私達はお互いの部屋に戻った。





紗南「ふぅ……シャワー浴びようかな」



先程の事が夢みたいで、夢であってほしくて、現実を見たくなくてとりあえずお風呂に入る事にした。



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