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明日への希望はあなたがくれた

第6章 学園祭

紗南side



棗のぼそぼそに顔を赤く染め、お風呂でシャワーに当たりながら昨夜の出来事を思い出す


紗南(私、縛られて、責められて、こうふんしてた!?)


いやいやそんなことないっ


一人で自問自答を繰り返す紗南


紗南(悔しいから今度棗にもさっきの薬を使ってやろう)


紗南(もうめっちゃめちゃ素直にさせてやるんだから!!)



紗南はまだ知らない。ものすごく小さく‘‘即効性媚薬入り‘‘と書かれている事に



お風呂から上がり支度を整えると棗はソファでまだ悩んでいるようだった


棗「紗南、悪かった。だから、」


と言い棗に腕を掴まれて引っ張られる



紗南「わぁっ」


棗の腕の中に納まる紗南


紗南「棗??」


棗はそっと唇を重ねてきた


優しく私の唇を分けて棗の舌が侵入してくる


紗南「んっ棗、がっこ、う」


棗「こっちの方が大事」


紗南「なに馬鹿な事、ふっぅ///」


棗「まだ怒ってるか?」


申し訳なさそうな顔をして聞いてくる棗にきゅんとしてしまう


紗南(怒られた後の犬みたい)クス


紗南「じゃぁ、棗もそれ!飲んでくれたらおあいこにしてあげる!」


棗(媚薬入りってしらねぇのか)


棗「分かった。今夜な。」


紗南「うん!絶対ね!」


棗「後悔すんなよ?」


紗南は言われている意味が分からずもちろん!と答える



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