テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第29章 人海戦術


〜小児科医局〜




工藤「宇髄先生!先生はどうでした!?」



宇髄「撃沈だ。ごはんも嫌、吸入も嫌、聴診も嫌って布団に潜られた。」



神崎「宇髄先生もダメか〜。ひなちゃんも頑固だな。一度拗ねると長いタイプか。」



五条「申し訳ありません…。恐らく、反抗期も始まったんです。だから優しくしてるし、先生たちにも行ってもらってるってのに…。ちょっと、そろそろ俺行きます。」



宇髄「五条待て。まだ藤堂がいるから。反抗期ならなおさら人変えよう。」



藤堂「そんな話聞いた後で、俺自信ないですよ…笑」



神崎「いや!藤堂先生はひなちゃんの王子様だから、ワンチャンいけるかと!」



藤堂「ひなちゃんはバカじゃないからなー。」



神崎「まぁたしかに、ひなちゃんって賢いですよね。宿題教えてた時から思ってたけど、何かと物事を理解したり本質を見抜く力があって、それをちゃんと他のことに繋げて応用もできる。夏樹ならいけたかもしれないけど、ひなちゃんはそうはいかないか。」



工藤「あいつはまこちゃんで一発だからな。笑」



藤堂「悠仁、ごはんは仕方ないとして吸入はどうする?させるなら今から俺行ってくるけど。」



五条「いえ。宇髄先生のすぐ後はどうせ聞かないと思うので、夜にまたお願いします。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ