ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第72章 嫌いな治療
そして数日後、宇髄先生の検査を受けに来た。
「んー…、問題はないけどなー。」
問題はない…けど?
「少し溜まってはいるけど、このくらいなら近いうちに生理が来れば大丈夫だ。でも、次いつ生理来るかわからないからな…。今溜まってるのだけ出しとこうか。」
えっ?
「いや、治療しなくても生理が来れば大丈夫なんですよね?」
「うん。生理が来たら一緒に出て行ってくれると思う。が、生理が来なかったらひなちゃんの嫌いな治療になる。」
「その嫌いな治療をしたくないので、生理が来るのを待つ方が…」
「待ってダメだった時のこと考えてるか?」
「…っ。だって、この前あんな痛い思いしたのにあの後すぐ生理来たんですよ…?あと1週間待てば治療しなくてよかったのに。」
「あれはどっちにしろ治療しないとダメだったぞ。炎症起こしてたんだから。」
「うぅ…。で、でも今回は…」
「ひなちゃん。今日しておけば少しの治療で済む。でも、もし生理が来なかったら、ひなちゃんをいっぱいイかせることになるんだ。いいのか?」
なっ…!!
そんな言い方しないでよ…
「それも、イって気持ちよかったで済めばいいけど、また痛いことしないといけない可能性だってある。どうする?それでも生理が来るのに賭ける?ひなちゃん次第だ、どっちでも構わんぞ。」
と言われた結果、