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異世界チンポ紀行

第2章 きみの、いいね?おいでよ!

春を売るのは、何も女子に限ったことではない。女子でも性欲が非常に強いと欲求不満になり、その解消のため男子の春を買うことはどの世界でもある。

「ここで、きみ、働いておくれ?」
僕のチンポを初めて受け入れて中出しまでさせてくれた女子が、僕にこういうふうに言うと思って、僕は喜んだ。
《いい商売だ。チンポが気持ち良くなって、ご飯も食べれる。最高じゃん》

しかし彼女は、いっこうにそれを言ってこない。
僕は彼女の部屋?テーブルとイスのある執務室みたいなところに連れていかれたが、そのまま放置されていた。
くうううー
腹が減った。先ほど食べたまんじゅうは、腹のどこに行ったやら。
その間にも、部屋にはいろいろな人がせわしく出入りしている。みんな、僕をガン無視。

なんとか我慢していたが、とうとう、ねを上げた僕は彼女に声をかけた。
「あのう…、ここで働きたいんですが」
すると彼女は
「え?」
と驚いた顔をした。
「お、おなかが空いてたまらないので」
すると彼女は、しばらく、うーんと考え込んで、それからおもむろに
「きみ、何の仕事がしたいの?」
と尋ねてきた。

いや、ここは男子が春を売る場所だから、当然、そういう仕事を…。
「チ…、チンポを女子のおマンコに突っ込む仕事をしたいんですが」
すると彼女は
「ああ…。きみにはムリだよ?」
と。
「いや、僕のチンポは、先ほどのとおり、しっかり立つし、射精能力もありますが」
すると彼女は
「きみは、ヒューマンでしょ?ヒューマン男子は春を売れないというのが国法って知らないの?」
と言って、まんじゅうを僕の口に押しつけてきた。
「え?」
僕はもぐもぐと食べながら、驚いた。

「しかし、ここは男子が春を売る場所では?」
「そうだけど、ここは、ビースト男子が春を売る場所だよ?ヒューマンは、だめ」
「えええー?そんな…」
僕は、途方に暮れた。無能なら、身体を売って生きて行かないといけないのに、それさえも許されないのか。

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