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先生、出ちゃうよ

第16章 成瀬先生、会いたかったよ、。

アメリカから日本に着いたのは11時近かった。
そこから病院へ急ぎ工藤や緋山のところへ向かった。

すぐにでも由奈の顔を見たかったが夜も遅いので明日の朝の回診の時間まで待つことにした。


工藤「成瀬どうだった?」

成瀬「やっぱりあっちは進んでるよ!由奈と同じような症例の子もたくさん見させてもらってきた。それで、由奈はどんな感じ?」


緋山「最近、自然排尿はほぼないのに尿量が増えました。もう、一刻も早く筋肉弱化剤使わないとやばいっす、、」


成瀬「分かった、、明日、俺患者入ってないから由奈にゆっくり話してみるわ!」

工藤「それがいい、、由奈ちゃんお前のこと待ってるぞ!こないだ多感症の治療した時、あの子お前の名前呼びながらイッたんだ。俺の言葉と指でイッたのに、、笑笑」


成瀬「、、、。」


工藤「お前も自分の気持ち気付いてんだろ?素直になれよ!まっ、応援はしてやんないけど邪魔はしねーから!」


緋山「俺も由奈ちゃんと先輩お似合いだと思いますよ笑笑」

成瀬「、、、。」

工藤「ほら、早く由奈ちゃんのとこ行けよ!彼女の可愛い寝顔見てこいって!」


成瀬「、、、分かった」


俺はせっかく帰ってきたと言うのに半ば強制的に医局を追い出された。

スーツからスエットに着替えひと段落したところで由奈の病室に向かう。

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