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先生、出ちゃうよ

第17章 由奈の退行

次の日の朝、目が覚めると目の前には成瀬先生がいた。
成瀬「由奈、おはよ!」

成瀬先生は優しく微笑みながら私の髪を撫でている。
すごく心地よい。

先生が帰ってきたのは夢じゃなかったんだ。
嬉しくなって先生の胸に顔を埋める。

成瀬「どうしたどうした笑 寝起きの由奈は甘えん坊だな笑」

と成瀬先生は笑いながら抱きしめてくれた。

成瀬「由奈、お腹空いてない?もう12:30だからお昼の時間だけど?」

由奈「言われてみればお腹空いてるかも!寝過ぎちゃった笑笑」

成瀬「昨日遅かったからね!体調は大丈夫?」

由奈「うん、大丈夫だよ!」

成瀬「じゃあレストランでも行ってみる?」

由奈「いいの?」

先生とのお出かけなんて嬉しすぎる。

成瀬「じゃあ起きて準備しよ!病室戻って着替えておいで!その間に先生も用意しとくから!由奈が準備終わった頃にお部屋にお迎え行くからね!」

由奈「うん、分かった!」

急いで病室に戻って着替えるものの先生とのデートなんて何を着て行っていいのか分からない。

悩みに悩んで無難なワンピースに着替えることにした。

軽くメイクもしてみた。

ちょうど準備が終わった頃、成瀬先生が病室にきた。

コンコンコン

成瀬「どう?準備できた?」

由奈「う、うん、、」

成瀬「おっ!由奈可愛い〜じゃん!」

由奈「そっ、そうかな///」

成瀬「うん、かわいい!じゃあ出発しよっかおいで!」

先生について行くと黒いスポーツカーが停まっていた。

由奈「これ、先生の?」

成瀬「一応な!ほら、乗りな?」

先生にエスコートされながら車に乗り込んだ。

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