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先生、出ちゃうよ

第19章 大人の治療

由奈を待って10分が経った。

ん?ただの着替えに10分は遅いな?何かあったか?

俺はカーテン越しに由奈に声をかける。

成瀬「由奈?お着替え終わった?」

由奈「ふぇっ、、ふぐっ、、ふへっ、、」

えっ、、、由奈、泣いてる?
何事かと工藤も驚いている。

成瀬「由奈〜?どうしたー?何かあったー?」

呼びかけても返答がない。

成瀬「由奈ー!先生入るぞー!」

カーテンを開けると由奈は床に座り込んでいた。

成瀬「どうしたー?、、、。」

俺は由奈を見て全てを悟った。
由奈は自分が知らない間におむつをしていたことにひどくショックを受けたようだった。

成瀬「由奈、泣かなくていいよ?立ってごらん?」

俺が優しく声をかけるも

由奈「やだ、、、ふぇっ、、ふぐっ、、」

由奈の涙は止まらない。

由奈の脇に手を通し半強引に立ち上がらせると足から黄色い液体が伝った。


そっか、、おむつ替えしてなかったから脇から漏れてきてしまったんだ、、

俺は由奈の心が元に戻った喜びですっかりおむつのことを忘れていた。

成瀬「由奈、ごめん、先生が悪かった。一緒にお着替えしよう。」

由奈「ふぇっ、、んっ、、せんせっ、、ふっ、、」

成瀬「ん?どうした?」

由奈「ゆなっ、、んっ、、ふぐっ、、なんで、、っ、、おむつなのっ、、、っえっ、、」

由奈は嗚咽混じりに、潤んだ目で俺を見つめて聞いた。

成瀬「由奈、これも副作用なんだ、、説明してなくてごめん。この話も後でゆっくりするよ。まずは体冷えちゃうから早く着替えちゃおう!」

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