先生、出ちゃうよ
第5章 検査結果と新たな治療
昨日の検査で由奈の多感症は重症だと分かった。
多感症の患者の治療はしたことがあるが
その患者は精神的に感じやすい体質だったため、
性行為がいやらしいものではないと時間をかけて説明したことで完治した。
しかし、由奈の場合は物理的に感じやすい体質だ。
どうすればいいのだろうか、、。
俺は同期の産婦人科医である工藤にコンサルすることにした。
成瀬「工藤!悪いな!時間取らせちゃって、、」
工藤「何だ珍しいな成瀬が俺に相談なんて!」
成瀬「実は今、俺の患者に多感症の女の子がいるんだ。」
工藤「それで、症状のレベルは?」
成瀬「簡単な検査しかしてないけれど、日常レベルの刺激で意識を飛ばすからMAXだと思う。」
工藤「そうか、、。生活に支障が出ている以上、治療するしかないな、、。やっぱりアレルギー療法と同じ手段を使うしかないだろう!好きなだけイカせてやれよ!笑」
工藤は面白い患者が来たと言わんばかりに目をキラキラさせている。
成瀬「普通ならそうだろ?でも、この患者、過去に性的虐待を受けた男性恐怖症の中学生なんだ。」
工藤「何?中学生?」
成瀬「そう。しかもセックスどころか自慰行為の経験もないんだ。」
工藤「こりゃまいったなぁ、、ってことは先天的なものってことだろ?」
成瀬「あぁ、、」
工藤「本当ならもう少し大人になるまで治療したくはないが、彼女のレベルだと治療せざるを得ないな、、、。可哀想だけど、成瀬、今の医療では他の方法はない。やっぱり治療を重ねて耐性をつけていくしかない。俺もその辺の分野は専門だから手を貸すし、心を鬼にして頑張ろう!」
成瀬「ありがとう工藤!」
その後俺は30分程かけて由奈の病状、これまでの経過を詳しく工藤に伝えた。
多感症の患者の治療はしたことがあるが
その患者は精神的に感じやすい体質だったため、
性行為がいやらしいものではないと時間をかけて説明したことで完治した。
しかし、由奈の場合は物理的に感じやすい体質だ。
どうすればいいのだろうか、、。
俺は同期の産婦人科医である工藤にコンサルすることにした。
成瀬「工藤!悪いな!時間取らせちゃって、、」
工藤「何だ珍しいな成瀬が俺に相談なんて!」
成瀬「実は今、俺の患者に多感症の女の子がいるんだ。」
工藤「それで、症状のレベルは?」
成瀬「簡単な検査しかしてないけれど、日常レベルの刺激で意識を飛ばすからMAXだと思う。」
工藤「そうか、、。生活に支障が出ている以上、治療するしかないな、、。やっぱりアレルギー療法と同じ手段を使うしかないだろう!好きなだけイカせてやれよ!笑」
工藤は面白い患者が来たと言わんばかりに目をキラキラさせている。
成瀬「普通ならそうだろ?でも、この患者、過去に性的虐待を受けた男性恐怖症の中学生なんだ。」
工藤「何?中学生?」
成瀬「そう。しかもセックスどころか自慰行為の経験もないんだ。」
工藤「こりゃまいったなぁ、、ってことは先天的なものってことだろ?」
成瀬「あぁ、、」
工藤「本当ならもう少し大人になるまで治療したくはないが、彼女のレベルだと治療せざるを得ないな、、、。可哀想だけど、成瀬、今の医療では他の方法はない。やっぱり治療を重ねて耐性をつけていくしかない。俺もその辺の分野は専門だから手を貸すし、心を鬼にして頑張ろう!」
成瀬「ありがとう工藤!」
その後俺は30分程かけて由奈の病状、これまでの経過を詳しく工藤に伝えた。