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成瀬先生は次の日の朝、いつもより早く私の部屋を訪れた。

成瀬「由奈具合どう?どっか痛いとかある？」

由奈「ないよ！」

成瀬「じゃあ、今日から院内学級行ってみよっか？」

由奈「うん、、、。」

私は成瀬先生に連れられて教室まで来た。

成瀬「由奈、2ヶ月ぶりの学校だね笑笑」

由奈「うん、ついていけるかな？」

成瀬「大丈夫！皆んな進度は違うから！先生たち優しく教えてくれると思うよ！」

院内学級の前まで来ると思ったより沢山の子供たちがいた。
皆んな点滴をつけたり車椅子に乗っていたり人それぞれだった。
小児科医の咲先生も子供たちを見送りに来ていた。

咲「おっ！由奈ちゃん！おーはよ！絋と一緒にきたの？」

由奈「おはよう！咲先生！」

成瀬「由奈、今日から院内学級デビューなんだよ！」

と成瀬先生が説明してくれる。

咲「そっか！頑張ってね！由奈ちゃんは中3だから上のクラスかなぁー？今、中学生の子いないから由奈ちゃんは高校生たちと一緒にお勉強するかもね！」

由奈「中学生いないんだ、、友達、出来るかな、、。」

咲「大丈夫！絋！由奈ちゃんのこと教室の中まで連れて行ってあげな！」

成瀬「おう！由奈いくぞ！」

そう言って成瀬先生は私の手を引き上のクラスに入る。

私たちが教室に入ると、男の子と女の子が2人で仲良く談笑していた。