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先生、出ちゃうよ

第1章 始まりは学校で、、

次の日、学校に行くと、乃亜は他の子と一緒にいた。

「おはよう!」

と声をかけても返事がない。

ん?

と思い周りを見ると皆んな私の方を見ていた。
クラスは静まっている。

「おい!ションベン女!」

そう声をかけてきたのは長谷部くん。
長谷部くんは私のスカートを汚そうに捲り上げ匂いを嗅いだ。

「うわっ、こいつのスカートしょんべん臭ぇー!皆んなこいつ汚ねぇーから近づくなよ!」

クラスのみんなに聞こえるようにそう言った。

そんなはずはなかった。昨日漏らした時に履いていたスカートとは違うスカートを履いているのだから。

いくら弁解しようとしても誰も聞く耳を持ってくれない。


その日から私の一人ぼっちの学生生活が始まった。


もう2度と漏らすまいと私は毎時間トイレに行った。

しかし、不思議なことにおしっこは一滴もでなかった。

漏らすことはなかったが、学校から帰る頃にはお腹がパンパンになっていた。

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