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女子中学生てるみと姦(ヤ)る

第1章 ゆきずりめぐり逢い

セミが鳴く声も、聞こえない。
すでに40度近く、酷暑だった。

しかしその暑さを感じなかった。
すぐ目の前に、体操着姿のなんともスケベなカラダをした、僕のどストライクの女子中学生がいたのである。
僕と彼女は、めちゃくちゃ見つめ合っていた。

「きみ…、中学生?」
声をかけた。
すると彼女は
「うん♡中3だよ~♡」
と、少し低い声でニッコリ微笑んで気安く答えてきた。
「僕は、大学1年生、18歳なんだ」
と言うと、彼女は
「そうなんだ♡あたし、15歳♡」
と答えてきた。

僕は、思いきって言った。
「きみに、ひとめぼれ、した」
なんとも唐突な告白である。しかし、これ以外言いようもない。
すると彼女は、はじけるような笑顔になって
「エへ♡あたしも♡」
と答えてきた。
じつは、ここまでの彼女のようすから予想していた答えだった。

さて、僕が何だか女子とのこういった受け答えに慣れているような印象を持つと思うが、じつは僕はこういう場面の経験がすこぶる豊富だった。
僕はパッと見は風采の上がらない陰キャだが、なぜだか女子から惚れられたり言い寄られることが多く。
外に出ると、犬も歩けば女子に当たるということの繰り返しで、1日出かけると確実に5人は引っかけていた。
たいがいはお茶して、雰囲気が良かったらデートしたり。もちろんホテルに行くこともあった。
ただ、僕には特定の付き合っている彼女がいなかった。僕の女子関係は、とにかく広く浅くだった。

「あ♡」
彼女の声でふと気づくと、僕はなんと?彼女の両肩を両手で抱き寄せていた。
《え?自分、何してんだ?いま告り合ったばかりなのに、もうこんな…》
しかし、彼女は拒絶しなかった。
僕の顔を見上げ、めちゃくちゃ見つめてくる。
彼女の顔と僕の顔が近づき、そして、唇と唇が触れ合った。触れ合ったというより、押しつけ合ったみたいな激しいキスだった。
「あ、あ、あ」
彼女がうめく。唇と唇が激しく求め合い、もちろん舌同士も絡み合い、互いの唾が入り混じり、僕も彼女も口からよだれをあふれさせ顔がべちゃべちゃになっていた。

やがてキスが終わった。
僕は、ぼうぜん。引っかけて即キスなんて、初めてだった。名前も聞いてない。
キスを終えた後も、彼女と間近にめちゃくちゃ見つめ合っていた。

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