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「うう……」

僕も、声が漏れる。先ほどの佳那の口による愛撫よりも更に一段階上の快感が下半身を襲う。

「ああ～、温かい……わ」

「僕もです、凄く気持ち良い……」

「圭君……、わたし悪い母親ね……、娘の好きな人と、こんなことして」

佳那の言葉に、背徳感を抱かずにはいられなかった。

しかし、もう止めることはできない。むしろ、背徳感が燃料投下となって、さらに行為を燃え上がらせる気がした。

僕は、佳那の唇を奪うと、激しく舌を絡ませた。佳那もそれに応じて、舌を動かす。

「動いて、突いてちょうだい、奥まで入れて」

佳那は下から腰を振って、さらに深い位置までの侵入をおねだりする。

その動きに合わせて、僕も腰を佳那の股間に打ち付ける。すると、肉茎の先がコツコツと当たる感覚がした。

「ああーーー！　良いわ！　そこ、当たってる。　奥が気持ち良いのーー！」

さっき出したばかりなのに、直ぐに射精感が増してくる。あと数回も腰を動かすと、出そうだった。

「か、佳那さん、ダメです……。ぼく、も、もう……」

「ああ～～ん、良いのよ、出して、奥にいっぱい出して欲しいの」

「佳那さ……ん、ううう……で、出ます……」

ギリギリまで耐えたが、ついに下腹部にミミズが這いまわるような感覚が沸き起こり、僕は、一気に放出を始めた。

「ああ！　凄い！　大きくなった……。き、来てる。　熱いのがーーー！」

ブル、ブル、と前進が震え、自分の身体を支えることもできずに、僕は全体重を佳那に預けた。

「うっ！」

佳那は、圧迫感からか、小さく呻った。