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射精へのはるかなる遠い道

第2章 そして2度目のエッチ

翌4月3日。
この日も、夏のような気温だ。

午前9時、僕は悶々とした気分を振り払おうとショッピングセンターに出かけた。
その入り口で
「あれ?ショウくん?」
と声をかけてきた女子。
中1のときに同じクラスだった、マユ。

マユは、身長が146センチで細身。胸は小ぶりではあるが、しっかりと膨らんでいる。顔は可愛くて、ショートヘアが似合う明るいキャラの子。
僕の好きなタイプで、エッチをするならこの子としたいと思っていた。
この日は暑かったので、マユはTシャツと短パンというエロい姿。
僕は、マユの細い腰つきと両太ももに
『うッ』
となっていた。

「マユちゃんと…遊びたい」
と言うつもりだった。
それが口に出すと
「マユちゃんと、エロいことをして遊びたい」
になってしまった。前日のことがよほど心残りだったんだろう。
しまった…と思ったら、マユがにやにやして
「いいよ♡ショウくん♡」
とOKしたので、驚いた。

エロいことをして遊ぶ場所は、僕の自宅に決まった。この日は、夕方まで一人留守番なのだ。
一緒に歩いて、向かった。
その道すがら、僕はぽつりと言った。
「それにしてもマユちゃん、尻軽だね」
するとマユは
「うん♡あたし、こんな外見だけど、けっこう遊んでるんだ♡」
とあっけらかん。

マユの身の上話。
低身長細身というエロい体型で幼い時から男子の注目を浴び、小5で初体験。
中1になると、おもに大人男子たちから誘われ、乱交輪姦を楽しんだ。
でも、もちろんまっとうなエッチはしたい。できれば同年代の男子と。
性欲はかなり強く、この4月3日は男子を物色する目的でショッピングセンターに来ていた。

僕は、例の不安を払拭しようとマユに尋ねてみた。
「言っとくけど、僕、性欲かなり強いから。1時間以上、ひょっとしたら5時間くらいズコズコするけど、いいか?」
するとマユは
「ええ?5時間も?すごい~~~♡めちゃくちゃ幸せ~~~♡」
と喜んだ。
さて、このときマユは僕の言った<5時間>を、<5回戦>と取り違えて受け取っていた。

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