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あーー！ びっくりした！！


まさか敬人が入っていたなんて！


にしても、敬人、平然としてたな…。


私に裸見られても何ともないんだ…。





日付も超えそうなので、とりあえずお風呂に入った。


湯船に口元までつかってブクブクしながら考えていた。



ドキドキしたのは私だけ？ 敬人にとっては何でもないこと？




ため息をはくと同時に手も止まるので、お風呂は随分長くなった。






はぁ……




再びため息をはいて、服を着る。



敬人の身体が頭から離れない…。



ガチャ お風呂場のドアを開けると、敬人が立っていた。




「みりか！ 日付越すなって言っただろ！」



「け、敬人… 今何時？」


「12時20分！」


「ごめんなさい！ 考え事してて、時間忘れてたの」


「考え事？」




そう言うと、敬人はニヤッと笑った。




「俺の裸でも考えてたか？」