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となりのにぃに

第14章 ハプニング!

////!?



「バ、バカ! んな訳ないじゃん///」


「ぷっ 顔真っ赤。 早く髪乾かして寝ろよ? 風邪ひくぞ」




頭をポンポンっと叩いて、敬人は部屋へ行った。




1人残されたみりか…。




あーーーっ!! ムカつくー!!

所詮私はガキですか。そうですか!



乱暴に髪をタオルでガシガシ拭きながらイラついていた。




「おいっ ハゲるぞ。その拭き方」



水を飲みに来た敬人に声をかけられた。



「ハゲないし! 敬人みたいに年寄りじゃないし!」



そっぽを向いてドライヤーをコンセントにさした。



「俺まだ高校生なんだけどなぁ?」


「ふんっ おじん!」


「んだと、てめぇ」



そう言ってくすぐってきた。



「きゃははっ、ちょ、ギブギブ!」


「参ったか、コノヤロー」



あぁ、やっぱり敬人とはこうして笑い合っていたい。




「敬人?」


「ん?」


「長風呂してごめんね?」


「…気にしてたか? みりかも俺にグチグチ言われる年じゃねぇからな。 口うるさくして悪い」


「ううん。 今度から気を付けるね」


「あぁ。 俺も気を付けるな。 てか、みりかの考え事って何だったんだ?」


「あ… いや、良いの! 気にしないで!」


「……やっぱり俺の裸か?」


「うるさい! 敬人のバカー!」



こうして私たちの初めての夜は過ぎて行った。

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