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となりのにぃに

第3章 変な気持ち

「よし! じゃあ、部屋に行くぞ」


「うぇーい…」



ノートと筆箱とにぃにを連れて、私の部屋へと向かう。



「よし! じゃあ、勉強始めるぞ!」


「はーーい…」



ノートを開いて、今日の宿題を始める。



「小数を小数で割るか~。 懐かしいな」


にぃには、懐かしそうな顔で問題を見ている。



「良いか、みりか。 算数なんてコツさえ分かれば簡単なんだよ。 まずな……」



そう言って、にぃには問題の説明を始めた。


にぃにの説明を聞きながら、私は何とかペンを進める。




「できた! にぃに、どう?」


「おおっ! 全問正解! すごいじゃん!」


「ほんと!?  やった!!」


「頑張ったな! おばさんに見せて来いよ」



そう言って、にぃには私の頭をポンポンと撫でた。

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