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となりのにぃに

第4章 好き?

「ただいまー」


「あ、おかえり。敬人くん」


「おばさん、ただいま」



「ただいま、みりか」




にぃには私の頭にポンと手を置いて言った。


「…おかえり」




にぃにの手を払うように頭を動かして、ぶっきらぼうに答えた。



「どうした? 何か機嫌悪いのか?」


「そんなんじゃないよ。 私、宿題あるから、部屋行くね」


「教えようか?」


「良い‼」



何故かにぃにの顔を見れずに、冷たくしてしまった。





リビング…



「おばさん、俺、みりかに何かしたかな? 嫌がられてるよね」


「敬人くんは悪くないわよ。 みりかが少し大人になったってことかしらね。 敬人くんとどう接して良いのかわからないみたい」

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