無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢うーん、みりかも年頃かぁ｣



まぁ、赤ん坊の頃から一緒なんだ。その内何とかなるだろ。






夕食…




｢唐揚げ上手いな、みりか｣


｢…そうだね｣　




｢今日は宿題一人でやったんだよな！　すごいな！｣



｢別に、もうすぐ5年生だし…｣




目も合わせてくれねーか。　そうだよな、いつまでも｢にぃに｣なんて言ってくれねーわな。





また、にぃにに冷たくしてる。　好きなのに、大好きなのに、何でにぃにの顔が見れないの？





お互いの気持ちはすれ違ったまま、夜はふけていった。