
となりのにぃに
第4章 好き?
「みりか、おはよう」
「…おはよう」
無言の朝食って、辛いものだなぁ。
「みりか、学校行こうぜ」
「先行って。 私、もう少しゆっくりするから」
「わかった。 行ってきます」
にぃにが家を出た。 途端に涙が溢れた。
「にぃに… ごめんなさい…」
「みりかも大人になったのね」
母がコーヒーを飲みながら話しかけてきた。
「大人なんかじゃないよ! にぃににずっと冷たくしてる」
「それが、大人になるってことよ。 みりかは敬人くんを男の子として意識してるから上手に話せないよのね。 それってみんなが通る道よ。ママだってそうだったもの。 恥ずかしくて話せないのよね」
その通りだ。
「取り合えず、アンタも学校に行きなさい。遅刻するわよ」
「…おはよう」
無言の朝食って、辛いものだなぁ。
「みりか、学校行こうぜ」
「先行って。 私、もう少しゆっくりするから」
「わかった。 行ってきます」
にぃにが家を出た。 途端に涙が溢れた。
「にぃに… ごめんなさい…」
「みりかも大人になったのね」
母がコーヒーを飲みながら話しかけてきた。
「大人なんかじゃないよ! にぃににずっと冷たくしてる」
「それが、大人になるってことよ。 みりかは敬人くんを男の子として意識してるから上手に話せないよのね。 それってみんなが通る道よ。ママだってそうだったもの。 恥ずかしくて話せないのよね」
その通りだ。
「取り合えず、アンタも学校に行きなさい。遅刻するわよ」
