
となりのにぃに
第2章 ドキドキの生活
にぃにが引っ越し? 私が赤ちゃんの頃から側にいてくれたにぃにが?
「にぃに… どこへ行くの?…」
うつ向きながら尋ねた。
「…札幌なんだ。 父さんの仕事の都合で…。 みりか、今まで俺と仲良くしてくれてありがとな。 離れても、忘れねーから」
にぃにもうつ向きながら答えた。
「こちらこそ、みりかと遊んでくれてありがとうね。 みりか、敬人くんにちゃんとお礼を言いなさい!」
「………いやだ。 いやだ。にぃにが遠くに行くなんて嫌!!」
母の言葉を無視して、その場に立ち尽くして泣き出した。
「みりか、仕方がないでしょ! あなたも4月には5年生になるんだから、しっかりしなさい!」
「やだ! やだ! にぃに、行かないで!」
「にぃに… どこへ行くの?…」
うつ向きながら尋ねた。
「…札幌なんだ。 父さんの仕事の都合で…。 みりか、今まで俺と仲良くしてくれてありがとな。 離れても、忘れねーから」
にぃにもうつ向きながら答えた。
「こちらこそ、みりかと遊んでくれてありがとうね。 みりか、敬人くんにちゃんとお礼を言いなさい!」
「………いやだ。 いやだ。にぃにが遠くに行くなんて嫌!!」
母の言葉を無視して、その場に立ち尽くして泣き出した。
「みりか、仕方がないでしょ! あなたも4月には5年生になるんだから、しっかりしなさい!」
「やだ! やだ! にぃに、行かないで!」
