
となりのにぃに
第9章 すれ違い
にぃにside…
「おい、怖ぇよ。何だよ?」
「なんでもいい!! 片山のこと教えろ!!」
ついつい声が大きくなる。
「分かった、分かった! 片山ってな、妙に距離近くねぇか? あれって自分を好きになってくれる計算なんだってよ。 現に付き合った奴はワガママ放題言われてゲンナリしてるぜ? お前、片山に目つけられてんの?」
「片山は確かに俺と親しくしてるけど…」
「あぁ、やめとけ、ろくな目みねぇぞ! 距離おくのが1番良いよ」
「それって、俺のこと好きな女にも攻撃したりする?」
「あぁ、するする。いつものことだよ」
あぁ、そういうことか…
「サンキュ」
「おう、気を付けろよ!」
下校時間…
「あ、いたいた! 敬人ぉ、一緒に帰ろう」
「…悪いけど、お前とはもう帰んねぇ」
「え?… なんで?…」
「お前のことは聞いた。 みりか傷付ける奴とはつるむ気ねぇ」
「ふん! なにさ、アンタなんかこっちから願い下げよ!」
片山は踵をかえして帰っていった。
「おい、怖ぇよ。何だよ?」
「なんでもいい!! 片山のこと教えろ!!」
ついつい声が大きくなる。
「分かった、分かった! 片山ってな、妙に距離近くねぇか? あれって自分を好きになってくれる計算なんだってよ。 現に付き合った奴はワガママ放題言われてゲンナリしてるぜ? お前、片山に目つけられてんの?」
「片山は確かに俺と親しくしてるけど…」
「あぁ、やめとけ、ろくな目みねぇぞ! 距離おくのが1番良いよ」
「それって、俺のこと好きな女にも攻撃したりする?」
「あぁ、するする。いつものことだよ」
あぁ、そういうことか…
「サンキュ」
「おう、気を付けろよ!」
下校時間…
「あ、いたいた! 敬人ぉ、一緒に帰ろう」
「…悪いけど、お前とはもう帰んねぇ」
「え?… なんで?…」
「お前のことは聞いた。 みりか傷付ける奴とはつるむ気ねぇ」
「ふん! なにさ、アンタなんかこっちから願い下げよ!」
片山は踵をかえして帰っていった。
