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天空のアルカディア

第4章 誓い

「マリア様も…って事は…」


「ええ、エトルリア王族は皆神族です」


一度に色々な事実を聞かされ、言葉を失うターナ


「私達以外は滅びたと聞かされてましたが…」


「…今となってはもう数人いるかどうかだ」


「そうですか…ですが、神族のライさんが何故ハンターを?」


「異物である魔物を狩る事、これは俺達の役目だからだ」


世界の秩序を守る


神族の唯一の使命


だからこそ彼らは世界の秩序を乱す異物、魔族と戦った


「ハンターはそれを成すのに都合が良かった。もう一つの目的にもな」


「もう一つの目的?」


少し落ち着いたターナが問う


そこでライはマリアを見つめ


「ある血筋の者を探す事…つまり貴女だ」


「…私…ですか?」


そこでライは戦闘中に使った石を出した


「神族はその強力な力を抑える為に力の大半をこの石に封印する」


「透き通った緑…だね」


「緑は風、紅は炎、青は水とそれぞれ属性によって違う」


「え…?では私のは…」


「光」


マリアの言葉に間髪入れずに答え、続ける


「数少ない神族の中でも風や炎、水と違い、光の属性はただ一つの一族だけ…俺は光の属性を持つ神族を探していた」


「なんで?」


「再びアルカディアを作る為に」









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