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天空のアルカディア

第6章 孤独

「「「えっ!?」」」


ターナの他三人が同時に声をあげた


「や、ライの事話してる時
ちょっと嬉しそう(?)だったからさ」


ターナー達三人の視線がスイに集まると


「違い…ますよ」


俯いたまま続ける


「気付いていますか?
ライに対するこの街の人の態度を」


三人が顔を見合わせて頷いた


「そうですか…
この街だけでない事は?」


「この街だけでない…とはどういう事ですか?」


「そのままの意味…です
他にライを知っている者達のほとんどが…
彼を嫌い、妬んで、恐怖を感じる
私達とあったばかりの彼の瞳は…


『誰も信用しない』
そんな感じでした」


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