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天空のアルカディア

第6章 孤独

私達が出会ったのは本当に偶然


ギルドの受付が間違えて私達は同じ依頼を受けた


私とケンは前からパーティー組んでて


依頼主と話していた彼と初めて会った


『邪魔だ、帰れ』


いきなり彼にそう言われてケンはすごく怒って突っかかっていったんだけど


無視して先にいった


その時のターゲットはかなり強い魔物って聞いてたから


彼の実力を知らなかったし、1人じゃ危ないと思ったから


なんとかケンを説得して彼を追った


でも、そんなのは後付けの理由で本当は








彼の瞳が酷く寂しそうに見えたから


ほっとけなかった


私達も昔はあんな瞳をしていたから









やっと追いついた時はもう戦闘中で


私達は驚いていた


ランクA(大きな街を一匹で滅ぼせる強さ)、〔ブルードラゴン〕と相対してまだ生きていた事


ブルードラゴンも相当な深手を負っていた事



空からもう一匹のブルードラゴンが現れた事







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