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悪魔と天使とお嬢様

第2章 美形二人の秘密



もちろん高校生の私でも、流石にどうすれば子供が出来るかは知っている。


想像しただけで、顔が爆発するように熱くなるのが分かった。


“こ…こんな…イケメンと…そんなことしたら…心臓が持たないでしょ!!”



さらに早乙女は真面目な顔で話し始めた。

「ただし、僕たちは普通の人間と違って、ただ子供ができる行為をすれば良いだけでは無いのです。本当に心から相手を大切に思い、相思相愛が必要なのです。」


“-----------う…ん…分かるような…分からないような-----
---”


早乙女は目を細めて口角を上げた。

「私たちは恵美様を可愛らしい方と思っておりますが、もう少しお互いを知る必要がありますので、焦らず愛を育んでいきましょうね…」


早乙女と龍崎は同時に私の手を取り、手の甲に口づけた…
驚いた私はまた変な声が出てしまう。


「-----------------ひぃ---きゃ-----」



そんな私の様子を二人はクスッと笑いながら、優しい表情を向けてくれた。






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