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ありすちゃんのえっちな受難

第2章 電車




嘉山さんと下校することになって駅に着いた。



夕方だから電車も結構混んでるな…



嘉山さんは今パンツ履いてないし絶対に痴漢に遭わせないようにしてあげないと。



「ちょっと電車混んでるな?俺から離れないようにな」

「うん…ありがとう」


嘉山さんが微笑むと可愛過ぎてどうにかなりそうだ…。


電車に乗り込んで壁の方に連れて行ってやりたかったけど予想以上に混んでいて出来なかった。



「…何かあったらすぐ言って」

「……ん」


しばらく電車に揺られていると何か尻のところに後ろの人の腕がやたら当たるな…


すると次の瞬間尻を鷲掴みにされる。


「!?」

「海地君?どうかした?」

「いや…何でもない」



これ…俺が痴漢に遭ってるんじゃないか…?



うわ…最悪だ。
男に痴漢するとか何なんだよ…
嘉山さんに気付かれないように対処しよう。



自分の尻を触ってる奴の手を思いきりつねってやろうかと後ろに手を伸ばした時だ。



「……か…海地君……あの…」


嘉山さんが震えながら俺の制服を掴んでいる。



まさか…嘉山さんも?



近距離に二人も痴漢いるのかよ!?

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