ありすちゃんのえっちな受難
第2章 電車
「うちすぐ近くだから!とりあえずうちに行こう!」
海地君はそう言って私の手を掴んで走り出した。
海地君に引っ張られるがままに雨と雷が走ると本当にすぐに海地君の家に着いた。
電気点いてない…
私の家も昨日からパパとママはおじいちゃんの家に行っているから帰ったら同じだ。
雷鳴ってるのに今夜1人嫌だな……
「お邪魔します…クシュンッ」
滝みたいな雨だったからビショ濡れで寒い…
「俺以外いないから気楽にしてていいよ……雨ヤバかったなビショビショ……あ、体冷えるからシャワー先使いなよ」
「でも…海地君もビショ濡れだから…先に」
「俺は平気だから…着替えとタオルすぐに脱衣場に置いておくから早く入って」
海地君は有無を言わさずに私の背中をグイグイと押して脱衣所に誘導した。
脱衣所に入ってドアを閉められて、ふと脱衣場の鏡を見ると制服のシャツが透けてブラが丸見えになっていた。
あ…そっか……それで先に入れてくれたんだ……。
海地君…優しいな…。