ありすちゃんのえっちな受難
第3章 雷の夜
サラダに煮物にメインに海老のコロッケを手際良く作ってくれた。
「すご!めちゃくちゃ美味しそうなんだけど!」
「口に合うか分からないけど…」
「絶対美味しいよ!食べよう」
たまに母さんが様子見に来る事あるけど、誰かと夕飯食べるのいいな。
しかも嘉山さんの手料理…
「めちゃくちゃ美味しい…!」
「よかった…お料理好きなんだぁ」
「嘉山さん将来絶対良いお嫁さんになれるよ」
「そんなっ…褒め過ぎだよ」
照れてる表情も可愛い…
それで無防備だし、変な男に簡単に騙されるんじゃないか心配だ。
俺が彼氏になって守ってやりたいところだけど、そんなの口実に彼氏になろうなんて考え方がズルい。
ちゃんと好きになってもらってからだな。
中学の時も1回しか関わってないし、今日も再会して1日しか経ってないのに既に嘉山さんにベタ惚れだ。