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ありすちゃんのえっちな受難

第3章 雷の夜




夕飯を食べ終えて外の様子を確かめるが、雨はまだ強く降り続いていた。


「雨止まないな…タクシー呼ぼうか」

「……あの……今夜お泊まり出来ないかな?」

「え?」

「今家にパパとママ居なくて…1人の時雷鳴ったら…あ、やっぱり何でもないっ…また迷惑掛けちゃってごめんね」

「迷惑じゃないよ、俺も1人だし全然構わないよ。泊まっていきなよ」


嬉しいと同時に嘉山さんが近くにいて今夜は眠れないような気がした。


「本当…?ありがとう…一人で怖い時いつもお兄ちゃんのところ行くんだけど、最近3人目の子が産まれたから邪魔になっちゃうし行きにくくて…」

「そうなんだ、年離れたお兄さんいるんだね」


きっと嘉山さんと似てて美形なんだろうな…



そういえば元両親の寝室も今物置になってて来客用の寝具がない!



嘉山さんには俺のベッドに寝てもらうしかないけど、臭い大丈夫だろうか…?
俺は急いで自分の部屋のベッドと布団に消臭剤を振りまきに行った。


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