ありすちゃんのえっちな受難
第3章 雷の夜
「…布団ちゃんと掛かってるか?」
「うん…」
シングルのベッドだから海地君と近い…
布団の中に入ると海地君の匂いに包まれてドキドキして止まらなかった。
「………や、やっぱり俺リビング行くよ…」
「え…どうして…?」
「その…女の子と一緒にベッド入ってたら…なんていうか…手出したくなる…男は大体そうだから嘉山さん気を付けた方がいいよ、信用してくれるのは嬉しいけど無防備過ぎる…」
私はベッドから出ようする海地君の手を掴んで止めていた。
だって…海地君と離れたくないんだもん…。
「…手出されても大丈夫」
「なっ!?駄目だろ!?」
「今日っ…あんな形で初めて無くなっちゃったから…ちゃんとエッチ…してみたい……駄目かな?」
「駄目……じゃないけど……確かに……俺がやっちゃったんだよな……そのしてみる相手俺でいいの?」
「……うん」
海地君はベッドに戻ってくると布団の中で私の上に覆いかぶさった。
そして私の頬にチュッとキスをする。
「…口はしないでおくから……好きな奴出来るまでとっておいて」
好きな人は海地君だからしてもいいのに…あ、でも海地君の方はわからないもんね…
これは私がお願いしたからだ。