ありすちゃんのえっちな受難
第4章 学校生活
「え……イヤイヤ!海地君、流石にそれはないでしょ?」
「ありすの中学の入学式の時に俺達出会ってすぐ付き合い始めたんだよ。途中で俺が引っ越したり入院したりしたけど俺達はずっと付き合ってた。もういい加減嫌なんだよ。ありすが他の男から性的な目で見られるのも女子から男好きとか言われんのも…ありす、行こう」
海地君は私のスカートも直してくれて立ち上がるのを手伝ってくれる。
海地君の突然のずっと付き合ってる宣言に私も驚いてしまって動揺している。
昼休みの廊下だからギャラリーも多くて海地君と付き合ってるなんて嘘なのに周りに知れ渡ってしまって大丈夫なのか不安になる。
「膝、擦りむいてるな?保健室行こう」
「う……うん……」
海地君は私の腰に腕を回して保健室へと連れて行ってくれた。
保健室に着くと先生が席を外していて2人きりだ。
「ここ座って。擦りむいたところ消毒する」
海地君はテキパキと消毒をして、絆創膏を貼ってくれる。
「嘉山さん…ごめん」
「へ?何で謝るの?また助けて貰っちゃったのに…」
「勝手に付き合ってる事にしたし、名前も勝手に呼んじゃったし」
「そんな…むしろ、私と付き合ってるって思われちゃったら海地君がこれからお友達とか彼女作りにくくなっちゃう…」
「俺の事は気にしなくていいよ。提案なんだけど嘉山さんが好きな人出来るまで付き合ってるふりするのはどうだろう?」