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ありすちゃんのえっちな受難

第4章 学校生活



「あー!いたいた!二人ちょっと良い?」


突然如何にもスクールカースト一位のグループに居そうな男子生徒が教室に入ってきて俺達に話しかけにきた。


「あ…笹木(ササキ)君…?」


ありすは知ってるようだった。


「知り合い?」

「一年生の時同じクラスだったの」

「嘉山ちゃんに覚えてもらえててよかった!笹木です、よろしくー」

笹木という男子はそう言って俺に握手を求めてきたので、とりあえず握手で返した。

「海地涼平です」

「イケメンの上級生で有名なので一方的に知ってます!さっき廊下で嘉山ちゃんと海地君が付き合ってるって聞こえたんだけど本当?」

「あぁ、中学の時から付き合ってる。ずっと伏せてたけど隠すの止めたんだ」

ありすは嘘をつくのが苦手そうなので俺がすかさず応えるけど、無駄な情報言わなくて良かったかもな。

「そうかそうか!いやぁ、うちの学年良い感じのカップルなかなかいないから二人みたいなカップル探してたんだよねー」

「どういう基準で良い感じなのかわからないけど…何かあるのか?」

「今度の土日暇だったらうちでやるカップルパーティ来ない?海地君達入ってくれると3カップル集まれるからカップル対抗ゲームとか盛り上がりそうなんだけど」

突然の謎のパーティの提案にありすと顔を見合わせる。

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