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私淫らに堕ちます

第7章 デート②

公園からすぐに動けずに,ベンチで彼に抱かれたまま30分。ポカポカ陽気の日陰の中で,昼寝をするような心地よさと何度も絶頂したことの疲労でこのままここで過ごしてもいいかなって気になる。

 下着はとられてしまい,いわゆるノーパンのまま。高性能と言われた可愛いローターは,わたしの恥毛の上で固定され,クリトリスに触れず,覆うように装着されている。そのため,歩くのも動くのも何ら支障がない。ただ,下半身がスースーするだけだ。

 公園から移動して水族館デート♡
 本館1Fのからイカやマンボウと出会う。

 手をしっかり結び,水槽の中で優雅に泳いでいる彼らを指さしながら話すのがこんなに楽しいなんて。気分は完全に恋人気分。

 いや,彼女がいないならいいよね。つっかえが取れたように気分は爽やか。

 真っ暗な空間は,親密度が増す。水族館って素敵。それだけでなく,人を大胆にもするようだ。イカの変わった動きに,

「ねぇ,あれ・・・。」
彼を向いて口を開くと,
チュッ
唇が重なる。

 休みの中で結構人がいる中でのキスに,思わず固まってしまう。が,彼は,何事もなかったかのようにわたしに微笑んでくる。顔を赤らめ,視線を逸らすしかないわたしはきっと年上の世代の負け組だ。


 二人並んで2Fに上がる。2Fのマングローブに生きる生き物たちや可愛いアザラシの姿に興奮。無邪気にはしゃぐわたしに微笑ましい顔を見せるのも彼。

 そのうち年上の実力を発揮してあげましょうとリベンジを誓う。

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