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私淫らに堕ちます

第7章 デート②

「ちょっと強くするよ。気持ちよくイッてごらん,メス犬ちゃん。」

ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ  ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ   ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ

「ひぃぎぃいっ。モウ・・・ムリムリムリムリムリムリ・・・・」
(無理無理無理・・・・・・・声が・・・声が漏れちゃう・・・みんなに・・・バレてしまう・・・。)

 頬に当てていた彼の手を口に入れ,グッっと噛みしめる。なんとか声は抑えられるが,首から下は,猛烈な勢いで絶頂へと駆け走っていた。ビクンビクンと休みなく痙攣し,近くの人がみたら,すぐに分かるほどだ。

 彼の腕が,わたしを覆うように包んだ。母親の抱かれる子どものようにわたしの身体は,すべて彼の中だ。

ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ  ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ   ビウウイィィィーーーーーーーンンンッッッッ

(死ぬ・・・・・・死んじゃう・・・・頭がおかしくなっちゃう・・・・)

『本日ご来場の皆様,ありがとうございました。これでイルカのショーを終わります。みんなまた来てくださいね。待ってまーーす。』

(い゙ぐぅ,い゙い゙ぐぅうゔゔーーい゙っぢゃうぅうーーー。」

「んんんんんんんんんんんんんんんっっっっ・・・・・。」

 彼の手を力の限り噛みしめた。噛んでも噛んでも,歯が,口が,身体がすべて激しく痙攣する。

 彼の腕にもぎゅっと力を入り,わたしの身体を抱き締め続けた。ビクンビクンとはしたないほど醜態を晒す。

「お姉ちゃん大丈夫?」

 イルカのショーでに喜んでいた近くの子どもが,親に連れられたまま無邪気に聞いてきた。

「うん。大丈夫だよ。体調が悪いみたいだから,少し休憩するね。」

そう彼が,爽やかに答えるのを霞んだ意識の中で聞いたのだった。

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