私淫らに堕ちます
第8章 デート④
「本日はお客様で最後になります。一周が約30分です。どうぞお楽しみください。」
中年の店員が,にこやかにそう言うと,観覧車のドアを閉めた。観覧車は完全透明のシースルーで,昼間に乗ると,眼下に青く澄んだ海と自分たちの住んでいる街を一望できる。
ただ今は夜8時半。観覧席は虹色にライトアップされていて,外から眺める観覧車は,雄大で息を飲むほど美しい。
だが,観覧車の中から見ると,眼下に街の明かりが見えるのみだ。海の方は,漆黒の闇と化している。
「んんっっ・・はぁっ・・・・あんっ・・・。」
観覧車がゆっくり動き出すと,すぐにわたしたちは唇を重ねた。
暗闇の空の中でわたしたちだけの世界。美しい光がお互いを照らし,普段と違う幻想的な雰囲気を作り出している。それが,わたしたちを大胆にさせてしまう。
観覧車の座席から床へ誘導されて,街の明かりを浴びながら,彼が上から覆い被さってきた。
何度も何度も唇を重ねる。柔らかい唇の感触が,心地よい。やがて,彼の舌が,口に入ってきた。待ってましたとばかりに積極的に舌を絡ませた。
舌と舌が愛を語らい,唾液を交換する。
それは舌が痺れるまで続けた。次から次に溢れる唾液を与え,飲み干す。
愛する人とのキスは,どこまでも甘くて,心震わせてくれる。
「はぁっ・・・んんんっ・・・・・はふっ・・・ぁぁあああんっっ。」
彼の舌が,わたしを縛り付ける。快楽にのめり込み,キスに支配されたその瞬間,強烈な刺激が脳天を直撃した。
中年の店員が,にこやかにそう言うと,観覧車のドアを閉めた。観覧車は完全透明のシースルーで,昼間に乗ると,眼下に青く澄んだ海と自分たちの住んでいる街を一望できる。
ただ今は夜8時半。観覧席は虹色にライトアップされていて,外から眺める観覧車は,雄大で息を飲むほど美しい。
だが,観覧車の中から見ると,眼下に街の明かりが見えるのみだ。海の方は,漆黒の闇と化している。
「んんっっ・・はぁっ・・・・あんっ・・・。」
観覧車がゆっくり動き出すと,すぐにわたしたちは唇を重ねた。
暗闇の空の中でわたしたちだけの世界。美しい光がお互いを照らし,普段と違う幻想的な雰囲気を作り出している。それが,わたしたちを大胆にさせてしまう。
観覧車の座席から床へ誘導されて,街の明かりを浴びながら,彼が上から覆い被さってきた。
何度も何度も唇を重ねる。柔らかい唇の感触が,心地よい。やがて,彼の舌が,口に入ってきた。待ってましたとばかりに積極的に舌を絡ませた。
舌と舌が愛を語らい,唾液を交換する。
それは舌が痺れるまで続けた。次から次に溢れる唾液を与え,飲み干す。
愛する人とのキスは,どこまでも甘くて,心震わせてくれる。
「はぁっ・・・んんんっ・・・・・はふっ・・・ぁぁあああんっっ。」
彼の舌が,わたしを縛り付ける。快楽にのめり込み,キスに支配されたその瞬間,強烈な刺激が脳天を直撃した。