私淫らに堕ちます
第5章 ホテル②
目を開けると,わたしはベッドの中いた。
どうやら気を失っていたようだ。
高級ホテルらしい寝心地の良いふかふかしたベッドに,新品のようなシーツが肌を包んでくれている。
彼がしてくれたのだろうか。
テーブルの上に目を向けると綺麗に服や下着が綺麗に畳んで置いてあった。シーツで裸を覆い,きょろきょろと周りを見渡すと,椅子に座り窓の外をじっと見つめている彼がいた。
シャワーを浴びたのか,バスローブを着た彼をやや照度を落とした明かりが照らし,美しい横顔を窓に映している。学校と離れた非日常の空間にいる彼は,美少年という容姿にも関わらず,随分大人びて見えた。
「気が付いたんだね。先生。」
「…・・・・・・・・・・・・・。」
自分の痴態を思い出し,言葉が出ない。彼の視線を逸らして,じっと俯く。
「はい先生。コーヒーでも飲んでよ。」
ホテルの備え付けにあったコーヒーを作り,私のすぐそばのテーブルに置いた。
「ありがとう。」
コーヒーのいい香りに誘われるように手を出し,口にする。彼もティーカップを持って,座っていた椅子に戻ると,優雅な所作でコーヒーを口にしながら,私をじっとみつめる。
先ほどまでのことがまるでなかったかのように,静かに時が過ぎた。
どうやら気を失っていたようだ。
高級ホテルらしい寝心地の良いふかふかしたベッドに,新品のようなシーツが肌を包んでくれている。
彼がしてくれたのだろうか。
テーブルの上に目を向けると綺麗に服や下着が綺麗に畳んで置いてあった。シーツで裸を覆い,きょろきょろと周りを見渡すと,椅子に座り窓の外をじっと見つめている彼がいた。
シャワーを浴びたのか,バスローブを着た彼をやや照度を落とした明かりが照らし,美しい横顔を窓に映している。学校と離れた非日常の空間にいる彼は,美少年という容姿にも関わらず,随分大人びて見えた。
「気が付いたんだね。先生。」
「…・・・・・・・・・・・・・。」
自分の痴態を思い出し,言葉が出ない。彼の視線を逸らして,じっと俯く。
「はい先生。コーヒーでも飲んでよ。」
ホテルの備え付けにあったコーヒーを作り,私のすぐそばのテーブルに置いた。
「ありがとう。」
コーヒーのいい香りに誘われるように手を出し,口にする。彼もティーカップを持って,座っていた椅子に戻ると,優雅な所作でコーヒーを口にしながら,私をじっとみつめる。
先ほどまでのことがまるでなかったかのように,静かに時が過ぎた。