私淫らに堕ちます
第5章 ホテル②
羞恥に俯きながらつぶやいた。自分からお願いするだなんて恥ずかしくてできたものではないが,今はそうも言ってられない。
「どうにかしてと言うと?」
「…………・。」
「先生がぼくのものになるならいいよ。これを着けてぼくのメス犬になるんだ。」
メス犬……
恥辱的な言葉だ。人の尊厳を完全に踏みにじっている。耳を塞ぎたくなる言葉…・それなのに,ジンジンと子宮が疼いてしまう。
ハッッ ハッ ハッッ ハッ
犬輪を持って近づいてきた彼に上気した顔を向けた。すでに発情したメスの顔だ。
「さぁ。これを着けるよ。淫乱なメス犬ちゃん。」
すぐ目の前に彼の顔が近づいてきた。鼻筋が通った鼻に,小さな唇がバランスよく配置された美しい容姿に心を奪われる。思わず彼の頬を手の甲で撫で,スベスベとしたキメ細かい肌に感動した。
なんて綺麗な顔なの…・
その時首に首輪が触れた。熱くなった体に,ひやっとした感触がなんだか気持ちいい。そして,彼の眼差しの前で首輪が締められる。
キュキュッッ
ゾクゾクゾクゾクゾク
苦しくないようほどよく緩い首輪なのに,彼に全身を縛られたような錯覚を受けた。すべてを支配され,彼の意のままに動いてしまう。そう,メス犬として。
その思いが気持ちを高ぶらせ,恍惚とした表情を作り出す。嫌なはずなのに,それが全くそうではなく,喜んでいる自分がいることに驚いてしまう。
「どうにかしてと言うと?」
「…………・。」
「先生がぼくのものになるならいいよ。これを着けてぼくのメス犬になるんだ。」
メス犬……
恥辱的な言葉だ。人の尊厳を完全に踏みにじっている。耳を塞ぎたくなる言葉…・それなのに,ジンジンと子宮が疼いてしまう。
ハッッ ハッ ハッッ ハッ
犬輪を持って近づいてきた彼に上気した顔を向けた。すでに発情したメスの顔だ。
「さぁ。これを着けるよ。淫乱なメス犬ちゃん。」
すぐ目の前に彼の顔が近づいてきた。鼻筋が通った鼻に,小さな唇がバランスよく配置された美しい容姿に心を奪われる。思わず彼の頬を手の甲で撫で,スベスベとしたキメ細かい肌に感動した。
なんて綺麗な顔なの…・
その時首に首輪が触れた。熱くなった体に,ひやっとした感触がなんだか気持ちいい。そして,彼の眼差しの前で首輪が締められる。
キュキュッッ
ゾクゾクゾクゾクゾク
苦しくないようほどよく緩い首輪なのに,彼に全身を縛られたような錯覚を受けた。すべてを支配され,彼の意のままに動いてしまう。そう,メス犬として。
その思いが気持ちを高ぶらせ,恍惚とした表情を作り出す。嫌なはずなのに,それが全くそうではなく,喜んでいる自分がいることに驚いてしまう。