無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ﾁｭｯ　ﾁｭｯ

　後背位で彼は，私の中を味わうかのように下半身をそのままにしながら，背中にキスを落としていく。

　背中の筋に沿って指がｽｩｰｰｰｯと流れ，何度も何度もキスを繰り返した。

「栞の背中とても綺麗だ。肌がスベスベで，まるで絹を触っているかのように美しいよ。」

ｷﾞｭｯ　ｷﾞｭｯｷﾞｭｯ
　感度の良い背中が，すぐさま反応して体の中心に伝えられると，ペニスを包んでいた膣が収縮する。性能の良い粘膜が，お礼とばかりに愛液で濡らし，扱いていった。

「気持いい･･･・ﾝﾝｯｯ･･･ﾊｧｱｯ･･･・気持ちいいです。」

　やがて，背中から両手は，わたしの胸に移っていく。これ以上ないというくらいデリケートな宝物を扱うかのように，優しく胸を包んだ。

　まるで先ほどから貴き人，そう御姫様にSEXを望んでいるような，甘く優しい接触に，酷い扱いとのギャップから体がふにゃりと溶けそうになる。

「またぼくのを締め付けてきたよ。すごく気持ちいい。栞と一つになれて本当にうれしいよ。栞の胸は，大きくて触り心地も最高だよ。」

　かつて，SEXをしてきて，これほど極悪なSEXをしたことはないが，それと同時にこれほど優しく甘いSEXをした経験はない。

　２つの初めての経験が，二度と離れることのできない強力ない麻薬かの如く，栞の体を狂わしていった。