私淫らに堕ちます
第1章 出会い
「それでは先生。僕はこれで失礼します。次授業で会えるのを楽しみにしています。」
頭の上から自分の好みぴったりの声が降りかかった。私は,声優が大好きで,男性は,見た目もだが,声に色気を感じてきた。
もちろん付き合ってきた彼氏は,理想の声というわけではなく,現実は自分の理想とは違うものだと理想と現実の線引きは行ってきた。
ところがただ今会ったばかりの高校生に痺れるような高揚感で胸がいっぱいにさせられてしまった。
彼が私の隣を通り過ぎる際,ふとシャンプーの甘い香りが漂ってくる。その香りに浸りながら,教室を出ていく彼の後ろをじっと見たのだった。
それが初めて会った日のこと,そして心を奪われた瞬間だった。
5歳も離れたしかも年下の会ったばかりの子のことで頭がいっぱいになることなど許されることではなかった。
しかも教師と生徒という,社会的に許される関係ではない。特にこのご時世,そういうスキャンダルが許されない世の中になってきている。
仕事が多忙だったことは幸いで,心に余裕がないときは問題なかった。だが,少しでもぼんやりすると,彼の笑顔がはっきりと思い出されるのだ。
頭の上から自分の好みぴったりの声が降りかかった。私は,声優が大好きで,男性は,見た目もだが,声に色気を感じてきた。
もちろん付き合ってきた彼氏は,理想の声というわけではなく,現実は自分の理想とは違うものだと理想と現実の線引きは行ってきた。
ところがただ今会ったばかりの高校生に痺れるような高揚感で胸がいっぱいにさせられてしまった。
彼が私の隣を通り過ぎる際,ふとシャンプーの甘い香りが漂ってくる。その香りに浸りながら,教室を出ていく彼の後ろをじっと見たのだった。
それが初めて会った日のこと,そして心を奪われた瞬間だった。
5歳も離れたしかも年下の会ったばかりの子のことで頭がいっぱいになることなど許されることではなかった。
しかも教師と生徒という,社会的に許される関係ではない。特にこのご時世,そういうスキャンダルが許されない世の中になってきている。
仕事が多忙だったことは幸いで,心に余裕がないときは問題なかった。だが,少しでもぼんやりすると,彼の笑顔がはっきりと思い出されるのだ。