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私淫らに堕ちます

第5章 ホテル②

ズドーーーーンッ

「ひぃぃいいいっっ……。」
ガクガクカクッ

 彼の太くて逞しいものが,後ろから突き上げてきた。

 求めていたものが,やっと手に入れたことへの歓びと強烈な快感に軽い絶頂を迎えてしまう。そこから,彼の本格的なSEXが始まった。

ぐちゅ  ぬちゅっ ずぶっ じゅぶっ
「すごい…・ああぁんっ…気持ちいい…・気持ちいいです…・ぁぁあああ…たまらない…。」

 緩急をつけて,わたしの反応を観察しながら,余裕たっぷりに突いてくる。

 しっかり馴染んだオマンコが,喜びに震え,きゅぅきゅっと締め付けながら,愛液をほとばしる。

 ただ闇雲に突いてくるだけでなく,強弱や角度を変えながら,巧みに私の弱いところみつけ,そこを重点的に突き始めた。

 彼は,自分が気持ちよくなるためというよりは,相手をいかに気持ちよくさせるかという点で徹底している。

 それは,相手の心や体の求めているものを読み取り,相手に寄り添ったSEXを心がけているのだろう。その点でも,今までSEXした男たちとは格段の違いがあった。


「栞のオマンコすごく締まって気持ちがいいよ。ほらっ,今もきゅっきゅっと締め付けてくる。」

パンパンパンパンッ
ちゅぷっ  にゅぷっ ぐちゅっ じゅぷっ

 腰をがっしりと掴み,次第に腰の動きが激しくなってくる。叩きつけるような音と粘膜と粘膜が擦り合う愛の交換の音が混ざり合う。

「気持ちいい…・気持ちいいいです…・んんっっ…はぁあっ…・そこ…そこがいいの…。」

わたしの気持ちのいいところをこれでもかと責めてくる。

もうダメ…・イキそう…
パンパンパンパンッ

「はぁああああっ…・いいっっ…・もう…イキそう。」

「勝手にイクなよ,栞。」

 彼の腰の動きが速くなる。めくるめく快感に我を忘れそうになるが,彼の声だけはしっかり耳に届いた。

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