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私淫らに堕ちます

第7章 デート②

「よく見ていて。」
 捲り上がったスカートは役目を果たさず,やや濃く愛液に濡れた恥毛が,太陽の光を浴びている。

 その下に向けると,包皮から芽を出したやや大きめのクリトリスがビクビクッと脈打っていた。ひだひだが物欲しそうにヒクヒク動き,花弁から,だらしなく愛液を垂れ流している。

 我ながら,恥ずかしい姿だ。彼が目の前にいる状態でなければ,とても耐えられたものではない。

 彼の手によく見たビンが見えた。そう,ホテルで何度も何度も飲まされ,狂わされた媚薬の入ったビン。悶絶し,自分ではないかのように野獣にされたビンだ。

「それを使うの?」
やや強張った表情を見せ,聞いた。もし使われれば,わたしはどうなるのだろう。

「飲み薬だけど,塗っても効くんだよ。もちろん飲んだときよりはずっと効果は薄いけど。これでね・・・」

 指に液を垂らし,クリトリスにそっと触れた。わたしの意思とは関係なくピクンピクンと歓喜に震え,身体を仰け反らせる。

「んんっっ・・・。」
 下唇を噛みしめ,意識を集中するため目を閉じた。陰核に繊細な動きで念入りに液体を擦り込んでいく。

「あぁんっ・・・・あぁんっ・・・はぁっ・・・・。」

 これ以上ないというくらい陰核が勃起しているに違いない。時間をかけて大きくなった陰核の隅々まで塗っていく。

「ふふふっ。こんなに大きくして。まるでペニスみたいだ。」

 クリトリスがカァーーっと熱を帯びてくる。灼けるような熱さだ。目を閉じ,外界を遮断したわたしにとってクリトリスは独立した機関のように,勝手に暴走を始める。

「んあぁあっ・・・・熱い・・・熱くてたまらない・・・。」
 腰を指に擦りつけるように卑猥に回してしまう。が,そんな心許ない刺激で,おさまるはずがない。

「お願い・・・どうにかして・・・。」

 半開きにした唇で,懇願したこれ以上放置されたら,気が狂いそうだ。願いがかなったのか,人差し指と親指の二本指で,クリトリスの根元をきゅっと締め付けられた。

「ひぃいっっ・・・いいっっ・・・。」
 ガクガクガクッ
 また軽く絶頂に達したようだ。だが,それは次の絶頂を求める呼び水にしかならない。

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