初恋ってどんな味?
第3章 お互いを知る
『先輩も何かあったら言ってくださいね?
私も先輩が安心できるようにギューってします』
「ほえぇ、ほんまかわいいなあ
俺むっちゃ幸せ者や」
大袈裟だなあと笑っていると予鈴が鳴った
もうお昼休みは終わりか...
先輩と離れるのが名残惜しい
授業出なきゃだから仕方がないよね
またふたりで手を繋ぎ、教室まで送ってもらった
『送ってくれてありがとうございます』
「授業がんばるんやで?ほなまたな」
頭をポンポンとして自分の教室へと帰っていった
先輩の頭ポンポンされるの毎日のようにされてるのに慣れないな、、
よし、授業!授業!!