初恋ってどんな味？
第3章 お互いを知る
『りん、その呼び方いいね、気に入ったで！』
ごほうびあげるな？
ちゅっ
ちゅっ
着いては離れのキスを繰り返し
舌先でりんの唇をノックして
口を開けさせ
舌を絡めさせた
くちゅ
くちゅっ
そっと唇を離した
『りん？チューのときは鼻で吸って吐いてするんやで？できるか？』
ｺｸﾝと頷くりん
頷きを確認しもう一度キスをする
今度はキスを始めてすぐにくちゅくちゅと
りんと俺の舌を絡める
りんは鼻呼吸がちゃんと出来ているようだ
これなら夢中になってりんの舌を追いかけまわせるな
キスを続けながら
りんの頭を優しく撫でた
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟーーー
アラーム音が鳴り、りんの唇から離れた
すーーっと銀色の糸が伸び
キスの余韻がつづく
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