イラクサの棘
第17章 暁ニナニヲオモウ
太腿を絡ませてきて
ギュッとしがみついてくるから、てっきり
目覚めたのかと思ったら
微笑むような寝顔。
今朝もしっかり反応してるな
昨日は2度、吐精させたので
もしかして今朝は、
立たないかなと危惧していたけど
余計な心配で潤の下腹部はちゃんと勃起していた。
すべらかな素足を絡ませてくる。
まるで俺の理性を試されてるかの様な時間。
まだ起きねーなコイツ
じゃあ、こっち向いて…よっと
おっ、いい反応!
2人の下腹部を密着させるような
抱き合う体勢にしてやると、
潤のモノがぴくぴく可愛く動きだすのに
当の本人はまだ目覚めない。
もし潤が望むなら、昨日は触れずにいた
胸の突起も可愛がってやりたい。
下着越しの下腹部の触れ合い
潤のかすかな蠢きに
俺の息子もすでに臨戦体制で下着の中で
滑った先走りを垂らしてる。
「ん…ぁれ?…翔…さん…なんで?…
ぁん……ぁ熱ぃ…」
ぼんやりとした意識
この熱さがどこからきてるのか
その原因を潤にしっかり追及させてやらなきゃ。
「潤、おはよ…キスがいい?
それともリハビリ?
おまえはどっちがいい?」
長いまつ毛が伏せられ一瞬の愛らしい逡巡
「…翔さん…
どっちも、…両方がいいな…」