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イラクサの棘

第26章 トメラレナイ



「こっちも解しとこうな。
明日の朝熱が出なかったら
潤のかわいいココに俺のを入れさせてくれよ。」

「ふぁ、…ぁん、翔さん…の?」

昨日の座薬は
ほとんど意識がない状態での挿入だった。
翔さんの指先がくるくるとちいさな弧を描く。 


「あ、ぁあ、やんっ…ひやぁ…」

「潤、ほらもっと腰降ろせよ。
ここもたっぷり舐めてほぐしてやるから。」

「やだっ、やぁ、やめ、ぁあんっ!」


伸ばされた舌が秘孔にふれるだけで、
全身に痺れるような電流が駆け巡る。
こんなあさましい格好で
汚い部分を曝け出して
あげくに翔さんの舌で舐めてもらうなんて…


「翔さぁんっ、
あぅぅ、やめっ放し…きたなぁ…ひんっ」

「汚いとこなんてないよ。
潤はどこもかしこも甘くて
極上の果実みたいな味がするぜ。」



くちゅくちゅ
ヌチャヌチャ
ぴちゃぴちゃ

蠢めくような生き物のように
淫靡な音色を生み出しながら俺の中の
隠しておきたい欲望が翔さんに暴かれてしまう。


「だいぶほぐれてきてるな。
潤、指いれるぞ。」

「ああっ、…やぁ!!…ふぁ…んんっ」


侵入してくる異物感、圧迫感のあとから
追いかけてやってくる
痛みと羞恥が、綯交ぜに絡み合って
刺激的な悦楽をやり過ごせなくて
翔さんのモノへの口淫がとまってしまう。
 
 
「潤、おまえ締め付けてきてるぞ。
俺の指、気持ちいいか?」

「…ぃい、翔さぁ…ぁん……
ぁうっ…もっと…ああ、奥にっ!」

強まる圧迫感
更に奥まで埋め込まれる指に
自分の淫らな本性を暴かれてしまう。




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