イラクサの棘
第37章 オオカミ&オオカミ
「翔さんの香りが…すごい…
ああ…んふ……いい匂い…」
布団をかぶった途端
ゆるく変化してた俺の中心は、下着の中で
すっかり勃ち上がってきてる。
「まだかなぁ…翔さん…」
すっごくドキドキしてる
エッチする時、翔で呼び捨てでいいからって
言われたんだ。
「翔っ…翔…まだ?はやくっ来てよ…」
つま先から火照った身体
下着を押し上げてる布地には小さな染みが
滲んで広がり始めてる。
翔さんにたくさん舐めてもらって
触れてもらってたっぷり可愛がってもらった。
翔さんが俺の過去を塗り替えてくれる
俺も、ちゃんと1人で気持ち良く
なっていいんだって告げてくれる恋人。
「はあ…翔っ…翔…あぁ…まだ?…」
智との過去を凌駕してくれる人
俺の愛しい恋人。
朝からあんなに翔さんに愛されたのに
俺って欲張りなのかな?
下着からそっと取り出すと
もうすっかり硬くて、しっかり勃起してる。
「ぁ、…ぅぁ…翔…んぁ…翔っ…はぁん」
なんなら今すぐ襲ってもいいぞ。
さっきそう言ってたのに
なんですぐに襲いに来ないの?
きちんと着てたシャツまで
めくって胸まで弄りだしてしまう。
こんなのやめなきゃ
もう、止めなきゃ
そうだよ、きっと翔さんは
またスケジュールの変更とか
俺の為にいろんな手配とかでパソコンに
向かい合って忙しいのかもしれない。